市民の足ジプニーは、フィリピンで最も安い移動手段のひとつ。うまく利用すればタクシーやトライシクルの1/10程度の値段で目的地へ移動できます。 jeepny01 ジプニーはフロントガラス付近に行き先と、運行区間が表示されています。例えば下の写真の場合、行き先が『Philseco』、運行区間が『Olongapo~Castillejos』ということが分かります。この区間を往復しているわけです。このジプニーはOlongapoを出発し、バリオバレットを通ってスービックの北にあるPhilsecoまで行くジプニーです。 jeepny02 このジプニーはパサイの『Libertad』からHarrison、Mabiniを走り、オーシャンパークの北の方にある『PIER 15 South』を往復するジプニー。このように車体フロント部分に書かれています。 jeepny03 また、車体サイドにも書かれています。下の写真はBaclaran~Divisoria間のジプニーです。 jeepny04 このように車体にはきちんと行き先が書かれているものの、ゴチャゴチャしていて分かりにくく、ましてや初めて乗る区間や町で、走ってくるジプニーから一瞬にして行き先を読み取るのは、なかなか困難なことです。さらに日が落ちてきて暗くなると全く見えません。
以下、自分がフィリピンに行った時にジプニーに乗る場合の例です。

とりあえず止めてみます。人差し指を軽く上げて合図すると止まってくれます。 jeepny05 そして、例えばブエンディアまで行きたい場合、英語できちんとした言い方だと、

『Does this jeepny go to Buendia ?』
(このジプニーはブエンディアまで行きますか?)

だと思いますが、単純に、

『Buendia ?』

あるいはタガログ風で、

『Buendia ba?』

これで大概通じます。
目的地付近に行くことを確認してから乗り込みます。慣れないうちは助手席が空いていれば助手席に乗ったほうが良いでしょう。なぜなら、外の景色が見やすい、運転手に聞きやすい、スリに合いにくい、お金を渡しやすいなどの理由からです。
助手席が空いていなければ後部から乗り込みます。車内前方の座席なら直接運転手にお金を渡します。金額がわからない場合、行き先を言って20ペソ札を渡せば、大概お釣りが帰ってきます。この時行き先を言わないと、運転手が『Saan?』(どこ?)と聞いてくるので、お釣りがあるような場合は必ず行き先を告げます。

支払うときの言い方は、『Bayad po』(バイヤッポみたいな感じ)です。『po』をつけると丁寧な言い方になります。女性は『po』を付けるのをよく聞きますが、男性はただ単に『Bayad』(バイヤッ)の方が多いようです。 jeepny06 車内後方に乗った場合は、手が届く範囲で前方の席に座っている客にお金を渡して運転手まで送ってもらいます。なので自分が前方の方に乗った場合は後方の客のお金を前へ渡す、又はお釣りを後方の客に戻すという、ちょっとしたルールが有ります。

降りる場所の確認は、窓が低く周りの景色がよく見えないので、ジプニーがどこを走っているのか分からなくなることがあります。自分は周りの客に聞いたり、スマホのGPS機能を使ったりします。目的地に到着したら『Para』(パラ又は、ポを付けてパラポ)と言って降ります。又は天井をコンコン叩くか、コインで手摺の金属部分をコンコン叩くのを男性がたまにやっているのを見かけます。
以上、ジプニーはほんの少しの言葉とルールさえ分かれば、誰でも簡単に乗ることが可能です。ジプニーは安く移動出来るだけでなく、より現地の人達の生活を垣間見ることが出来ることでしょう。ただしスリには注意しなければなりません。

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